先週果たせなかったルリビタキとの出会い。今度こそはと気合を入れて、秦野のお山に行ってきました。秦野のお山は県内でも有数の鳥観スポットで、けっこう有名な水場です。この冬、ルリビタキは既に確認されているようなので、今日こそは期待できそうです。。。
地図でその場所を確認すると、県道から折れて細い道を入って行かなければならず、駐車場の有無も不明でかなり不安でした。ところが、高速道路をおりてまもなく、お山のシンボルである展望台を目視で確認(笑)。地図どおりに細い道を進むと駐車場も見つかり、思いがけず簡単に辿り着けました。
目的地は駐車場から更に徒歩で山を登った山頂の公園にあります。山頂までの道のり、これがとんでもなく急で険しい上り階段でした。途中3回足を止めて息を整えました。日ごろの運動不足は認めますが、それにしてもあの段差の厳しい階段は”心臓破りの階段”です。
やっとの思いで山頂に着き、目的地は左手奥のバードサンクチュアリ。ここは山中湖の水場や富士山の水場と違い、水場をログハウス風の壁で囲ってあり、壁に開けられた野鳥観察用の小窓から水場に集まる野鳥を観察して楽しむというものでした。
しばらく様子を窺っていると、シメが来たと場が和気たちました。端の空いていた小窓から覗かせていただくと、なるほど、水台の脇の木にシメが一羽、水台の足元に二羽いました。雰囲気が飲み込めたので、わたしもさっそく機材を設置しました。ログハウス風の小窓はほぼ満席状態だったし、ここは三脚を設置できそうになかったので、とりあえず脇の竹製の小窓へ行きました。
カメラを設置してまもなく、シロハラ雌がやってきました。この冬初めて見るシロハラです。実はこのシロハラ雌、本日の主人公でした。最も頻繁に、そして長い時間いてくれました。困ったことに他の鳥を寄せ付けないほどの強さもあったようです。
たくさんのメジロ、シジュウカラ、ヤマガラ。ポツリポツリと間隔をあけて、シメ、アオジ、ジョウビタキ雌、ツグミ。午後になって先客様方がお帰りになった後に、シロハラ雄、そして念願のルリビタキ雄・雌も登場!結局一日がかりの鳥観となりましたが、全部で11種類も観ることができ、とても楽しい一日となりました。
アオジ
メジロ
ルリビタキ雌
ルリビタキ雄
シジュウカラ
シロハラ雄
ツグミ
ヤマガラ
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