のほほんと鳥観日記: 近所の河原

いよいよ秋の渡りシーズン到来！あちこちでノビタキの話題で湧いています。わたしが鳥観をはじめて初の”秋”です。高原でしか会ったこのないノビタキ。わたしも近所で会えるのでしょうか？近所といってもノビタキに会えそうな場所って思いつかないんですよね。コスモスに止まったノビタキの写真が流行ってるみたいだから、とりあえずコスモスが咲いてる河原にでも行ってみるか・・・ということで、いざ出撃。

早起きするつもりがすっかり寝坊。家を出たのは昼になってしまいました。今日はとても天気が良く、夏のような暑さです。鳥を探しに行くのに久しぶりに半袖Ｔシャツ。日焼けしそうです。

今日のポイントは川沿いのちょっと有名なサイクリングロード。河原の土手とサイクリングロードの境に地元住民の皆さんが植えたというコスモスが満開とのこと。初めて来たポイントなので今日は様子見、400を持ってコースへ入りました。

コスモスはほんとうに満開でした。この景色を目当てにか、散策したりサイクリングを楽しむご夫婦を何組もみかけました。本格的な自転車で走り抜けていく人もいました。コスモスにノビタキがきてくれないかなぁと注意深く見渡しながら歩いたのですが、人が多いせいか鳥が近寄る気配がありません。たまにコスモスじゃない草に鳥影をみつけたのですが、残念ながらスズメばかりでした。
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サイクリングロードからみて川とは反対側には、田んぼや畑が広がっています。田んぼには既に刈られた田もあれば刈り込みを待っている田もありました。コスモスには期待できそうにないので田んぼのチェックに注意を切り替えました。

よく見かけたのがセキレイです。鳴きながら飛んでくれるのでみつけやすいです。でもジッとしてくれないのでなかなか写真に撮れません。
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田んぼを区切ってコンクリートの道路（作業車用？）があったので、様子をみにサイクリングロードをおりてみました。双眼鏡であたりを見回すと、刈り終わった稲を束ねて逆さまに置いて三角錐状になった藁の天辺に、ノビタキらしき茶色い鳥が止まっているのを見つけました。よくみるとやはりノビタキでした。やりました！ついにわたしも近所でノビタキに会えました～

ところがこのノビタキ、警戒心が強いようでなかなか近くへ来てくれません。そーっと近づいてもすぐに見つかり飛んで離れて行ってしまいます。今日のレンズは400mm。テレコンつけても遠い遠い。（クリックするとトリミングした画像がでますよ）

ノビタキを観察中、空を大型の鳥が飛んでいるのに気づきました。どうやらトビがカラスに追い立てられているようでした。カラスって強いんですね～
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かなりねばったのですが、なかなかノビタキと仲良くなれなかったので場所を変えることにしました。サイクリングコースを先へ進み、別の田んぼへ行ってみました。今度の田んぼには2羽のノビタキがいました！でもやっぱり遠くてダメでした。最初から600かデジスコ持ってくればよかったと後悔です。

田んぼにノビタキがいたので、それなら別の場所へ行ってみようと思い、とりあえず車へ帰ることにしました。川を渡ってサイクリングロードとは反対側の道を歩きました。こちらも田んぼが広がっています。ノビタキがいないか探しながら歩きましたが、稲刈り真っ最中の田があったためか、こちらにいるのはスズメの大群ばかりでした。

ふと川を見下ろすと、大きなアオサギがいました。カメラを構えると気づかれたのか飛んで行ってしまいました。
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さらに先へ進むと川の浅瀬で水浴びしてるセキレイがいました。セキレイが水浴びしてる様子は初めて観ましたが、山中湖の水場や富士山の水場で水浴びをする鳥たちとまったく一緒。暑かったので気持ち良さそうでしたよ。
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というわけで、はりきって次のポイント・近所の公園に向かいました。

ところが、田んぼは未だ稲刈りしていませんでした。田んぼ全体に鳥避けのネットがかかっていて、スズメすらいない始末。仕方ないのでエゾビタキかなにかいないかなぁと期待して園内をぐるりと回ってみましたが、森の中でシジュウカラの鳴き声を聞いただけで鳥影はまったくなしでした。更に残念なことに、今日はカワセミも姿を見せてくれませんでした。

時間も遅かったので自業自得。トホホな一日でした。明日の天気予報は雨。田んぼへノビタキ探しにリベンジしに行きたいですが、来週までお預けです。