早朝からどんより曇り空。天気予報では夜から雨とのこと。ルリビタキに会いたいなぁと思って隣街の公園へ行ってきました。
朝7時半、寒~いなか機材を車に積み込み出発すると、まもなくポツポツと雨粒がおちてきました。それでも目的の公園に到着すると、雨はあがっていましたので、”夜から雨”を信じて園内へ入りました。
水鳥の池にはカワセミ待ち(?)の同好さん方が数名おられましたが、わたしのお目当ては別の場所なので軽く挨拶をして通り過ぎました。湿地生態園の葦(?)ではシジュウカラの群れと数羽のアオジがせわしなくエサをついばんでいました。休耕田と田んぼを見渡しましたが、ジョウビタキもホオジロもなにもいませんでした。今日は寒いから鳥も動きが鈍っているのでしょうか?里山体験館の前でしばらく様子を見ていると、またしても雨粒がおちてきました。雨宿りも兼ねて森の中の野鳥観察小屋へ行くことにしました。
野鳥観察小屋へ入ると、雨が本格的に降ってきました。間一髪セーフでした。観察小屋の窓から外の様子をうかがうと、眼下に広がるブッシュの中で、メジロとシジュウカラの群れを見つけました。雨が降っているというのにシジュウカラは賑やかです。
雨脚が弱まると、少し日が差して明るくなりました。するとどこからかヒッ、ヒッ、と高い細い声が聞こえてきました。ジョウビタキかルリビタキか・・・。双眼鏡で一生懸命あたりを探しましたが、姿を見つけることができませんでした。他にも今までに聞いたことのない鳴き声をいくつか聞きましたが、何の鳴き声かさっぱり検討もつきません。まだまだ修行が足りないです。
鳴き声とは関係ないと思いますが、ようやく谷間の対岸の木に、シメを見つけました。遠くて証拠写真程度に撮るのがやっとでした。トホホ
もう一箇所の観察小屋へ移動しました。こちらは水鳥の池を見下ろすことができるので、カモやカイツブリが泳ぐ姿を観察できました。水際のブッシュに何か青い鳥が飛び込むのを見かけましたが、カワセミだったかルリビタキだったかは不明です。
しばらくすると、またヒッ、ヒッ、と高い細い声が聞こえてきました。今度は対岸の紅葉した木にルリビタキをみつけました。メスか若オスかはっきりしませんでしたが、うっすら青い部分が多かったように思うので、若オスではなかったかと思います。カメラの準備をしているうちに、その子はいなくなってしまったので、証拠も何も残せませんでした。またしてもトホホ
時計はまだお昼前でしたが、防寒対策も雨対策も不十分だったので、雨があがったのを機にひきあげました。また挑戦したいと思います。
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