GW遠征最後の場所は、去年たくさんノビタキさんに遊んでもらい、すっかり気に入ってしまった草原です。
時季的にまだ少し早いかなぁと思ったのですが、春を迎えたばかりの草原で、ノビタキさんを観察してきました^^v
ノビタキ(トリミング)
現地に着いて、ワクワクしながらコースへ入りました。
まずはミソサザイさんのお出迎えです。ピョコンと倒木の上に出てきてくれました。なんて良い子なんでしょう^^
ミソサザイ(トリミング)
更に、なんとコ○○リの囀りが聞こえてきました!!ここにコ○○リがいるとは思ってなかったので驚きましたよ~。けっこう近くから聞えてきたので声のする方を探してみると、木道の下にヒョッコリ出てきて歩いているではありませんか!?うぉ~、ついにコ○○リ初見で~す!!
なんという偶然でしょう。カメラを構えるどころかその姿に見入ってしまいました^^;;
はっ、と我に返ってカメラを構えようとしましたが、ハイカーや釣り人がドカドカやって来たのでどこかに隠れてそれきりになってしまいました。
コ○○リに未練タラタラでしたが、しばらく待っても出てきてくれそうになかったので、木道を先へ進みました。
ヒガラやセンダイムシクイが元気に飛び回っていました。キビタキは縄張り争いの最中なのか、ここでも2羽のバトルを観察できました。コサメビタキも活動中で、可愛い姿を見せてくれました。
コサメビタキ(トリミング)
次のポイントは雪が解けたばかりの寂しい草原です。
お目当てのノビタキですが、見つけるのに苦労しました。草原を見渡してもほとんど見ることはできませんでした。たまに木道から離れたところから小さな囀りが聞えるので、目を凝らして探すと、高くホバリングするように飛んでいるノビタキの雄でした。それって求愛活動かな?
休憩のためコースから出て、ついでに自然情報センターへ行ってみました。そこでやっぱりノビタキが来ているとわかりました。センターのお姉さんに「ノビタキはまだ数が少ないんですか?」と聞いてみたら、「いえ、いっぱい来てますよ。今もっとも多く見られる夏鳥はノビタキです」と言われました。。。おかしいなぁと思いながら、まだ歩いていないコースへ行ってみることにしました。
頑張って次のポイントへ行ってみると、そこでようやくノビタキと再会できました(先頭の写真)。ここでは決して近いとは言えない距離でしたが、ノビタキ夫婦をじっくり観察することができました。
ノビタキのペア(トリミング/クリックでノートリ画像)
このノビタキたち、なかなか見えるところに出てきてくれない理由がわかりました。巣作りの最中だったのです。雌が巣材をくわえて飛んで行き、雄はその様子を見守っているのでした。
時々別の雄が縄張りに侵入してきて、それを追い払う様子も見られました。子育てが始まれば餌捕りに忙しく草原を飛び回ってくれるのでしょうが、今の時季はしかたないですね。野辺山でもやけに警戒心が強そうだったのは、こういうことだったのでしょう。
わたしの方も追い掛け回さないでじっと彼らを見守りました。
そうそう、春の遅い高原でしたが、春の営みはしっかり行われていました。湿地の水溜りにはものすごい数のカエルが集まり、産卵に忙しそうでした^^;;
右の写真はアズマヒキガエル(クリックすると大きい画像が。。。)
さて、今年のGW遠征は今日で終わりにする予定でしたが、予想外のコ○○リとの出会いが忘れられず、もっと早朝だったら良かったのかも。。。という反省もあり、急遽もう一日延長することにしました~^^;; 明日も高原。早朝アタックです(爆)
突然の延長なので宿は車です。でも猛烈な日差しで日射病になりかけてフラフラ、ロクヨン担いでけっこう歩いたからクタクタ、これは温泉に浸かるっきゃない!ってことで、最寄の温泉に日帰り入浴できる温泉を探しに行きました~(笑)
どうせならにごり湯がいいなぁと思い、とある日帰り温泉に入ってみました。建物も内装・設備も相当年季の入ったもので、綺麗好きな人にはオススメできないところでした。でもお湯だけは本当に良かったです。ただ、体や頭を洗おうと蛇口をひねったら、出てきたのは水でした。。。たぶん二度と行きません(;_;)
明日に備えて早く寝ました。
今日出会った鳥:
ウグイス(s)、エナガ
カワガラス、キビタキ、コガラ、コゲラ、コサメビタキ、コ○○リ
シジュウカラ、センダイムシクイ
ノビタキ
ヒガラ
ミソサザイ
以上13種類
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