懲りずにお気に入りの高原へ行ってきました。今日はいつもより標高の高いところへ行って、コ○○リさんを探しましたが、悲しい結果に終わりました(;_;)
センダイムシクイ
今日のコースでは、コ○○リの鳴き声がよく聞こえるポイントがあるそうで、運が良ければ会えるらしい。ダメもとで行ってみるか!と、いつものようにお気楽に出発です。
お気楽といっても、やはり山登りのようなコースへ出るので、それなりの装備は必要です。最近標高高めの場所へ鳥観に出かけることが多いので、思い切ってゴアテックスの防水透湿ウェアを買いました!雨具としてだけでなく、暑い時にも使えるんです。暑くて汗をかきながら歩きますが、休憩してると汗が引いて寒くなるんですよね。そういった時にも使えるので、一枚あるととても助かります。
また、今日持って行く飲み物に、氷晶レモンウォーターというのを買ってきました。冷凍して売ってるペットボトルの飲み物で、最近よく見かけるようになりましたね。歩いているうちに氷が融けて冷たく飲めるというわけです。ハンドタオルなどを巻きつけておけば、冷たいおしぼりにもなりますから、夏のハイキングにピッタリですね。
さて、山登りのようなコースということで、さすがにロクヨンを担いで歩くわけには行きません。そこで、先月上旬に買って以来なかなか出番のなかった新しいレンズ・ヨンヨンの登場となりました。20Dにつけたヨンヨンをリュックに入れて、さぁ出発です。
いきなり急な上り坂やら階段やらで、ヨンヨンにしたとはいえ思い荷物を背負って歩くにはかなり辛い行程でした。でもコ○○リさんに会いたい一心で頑張って上りました。
季節がら仕方ないですが、鳥さんの鳴き声は少なかったです。たまにウグイスの鳴き声が聞こえるくらいで、本当にコ○○リさんいるのかなぁ?と心配になりました。
途中、道が平らになったところで、『○○○の野鳥』という案内板がありまして、そこにコ○○リさんが書いてあったのでちょっと安心しました。他にはミソサザイ、センダイムシクイ、メボソムシクイ、シジュウカラ、アカゲラが書いてありました。
まもなく、目当ての囀りが聞こえてきました。おぉ、ほんとにいた~♪久しぶりのこの囀り、嬉しくなってきました。
先へ進むと、囀りが近くなってきたので足を止めました。しばらく様子をみましたが、声は遠くへ行ってしまいました。残念。。。目的地はまだだいぶ先なので、気を取り直して先へ進みました。
標高が高くなるにつれて、メボソムシクイの声が盛んに聞こえるようになりました。道が右へ折れたところで目線の先に現れた小さな鳥さんがありました。全体的に薄茶色っぽく頭に斑模様が見えたので、たぶんキビタキかオオルリあたりのヒタキ系の若だと思います。
しかしカメラはリュックの中、取り出す間もなくチビさんは行ってしまいました。とほほ。。。
時々ミソサザイの囀りが聞こえるようになりました。谷の下に川があるのか、水の流れる音がします。まもなく今日の行程の最高地点に付いたと思ったら、目的地である湖へ行くにはこの先を下れと標識が示していました。せっかく上ってきたのに今度は下り。ところどころ木製の階段がありますが、けっこうキツイ勾配です。
この階段を下り始めると、あの囀りがあちこちから聞こえだしました。コ○○リの鳴き声がよく聞こえるポイントってここか~と思いました。緑の森の中でコ○○リの囀りに囲まれて歩けるなんて最高に気持ちのよいハイキングですよ。とりあえず先を急いで目標の湖畔を目指しました。お腹が減ったのと早く休憩したかったからです(^^;
湖畔へ出ると、小さな砂浜がありました。何組かのハイカーが思い思いの場所に腰をおろして休憩しています。小さな湖ですが、観光地化されていない静かで美しい湖でした。
辺りを軽く探索しましたが、鳥さんが出てきそうな雰囲気はありませんでした。水際に近いところに腰を下ろし、弁当を食べるとふと眠くなりました。気持ちが良かったのでちょこっと昼寝してしまいました。しばらくして寒くなって目を覚まし、空を見ると雲行きが怪しくなっていました。
来た道を引き返しながらコ○○リさんを探そうと思い、荷物をまとめ始めると、山を下りてくる賑やかな声がしてきました。まさかの小学生軍団でした!!高原なら仕方ないと思いましたが、こんな山の中を歩くコースにまで小学生軍団がやって来るとは思いもしませんでした。。。
彼らが下り切ってくれるまでこちらは動けなくなりました。湖畔へ集まった軍団は、少し休憩して記念写真を撮って立ち去りそうだったのと、賑やかな団体が通ってきたので、鳥さんたちも森の奥へ逃げていってしまったのではないかと思い、しばらく時間をおいてから発つことにしました。
彼らが立ち去ると、すぐに次の集団がやって来ました。またしても小学生軍団でした。彼らは湖畔で弁当にするらしく、狭い砂浜中に散り、一層賑やかになりました。こりゃダメだと思ってすぐに発つことにしました。
木製の階段を上りはじめると、またしても新たな小学生軍団がやって来ました。今度は”こんにちは攻撃”の始まりです。その後更にふた組の小学生軍団とすれ違いました。彼らが通り過ぎた後の森の中は、シーンと静まり返っていました(T^T)
時々足を止めて来た道をゆっくり戻りました。小学生軍団の進行が終わり、森に静けさが戻ると、再びあの囀りが聞こえ出しましたが、緑濃い森の中ではその姿を見つけることはできませんでした。とほほ。。。
来た時最初にコ○○リさんの囀りを聞いたあたりで、今度は「ヴィッ、ヴィッ」と今までに聞いたことの無い地鳴きのような鳴き声がしました。すぐ近くから聞こえたので周辺を探すと、センダイムシクイさんが目の前の木の枝にいました。ヨンヨンでも撮影可能なくらい近かったので、そろーりとリュックをおろし、間に合ってくれ~と心の中で叫びながらカメラを取り出しました。三脚をセットする余裕などないので手持ちでパシャパシャ撮りまして、なんとか坊主を免れました(先頭の写真)。
無事に下山して駐車場に戻ると3時半でした。山の中では雲行きが怪しかったのに、ここではすっかり晴れています。レストハウスで涼もうと思い、さっそく移動しました。
レストハウスに入ると、なんと2階のレストランは終了していました。もうすぐ4時。観光地の閉店は早過ぎます~夏休みの間くらい延長営業しても良さそうなものだけどなぁ。。。仕方がないので外で売っていたかき氷を食べて涼をとりました。
そういえばここなら展望台からノビタキさんが観られるかもしれません。ヨンヨンを持って展望台へ行ってみました。
展望台で草原を見渡し、ノビタキさん親子を探すと、はるか遠くに彼らがいるのを見つけました。ほんの時々近くへ飛んできてくれたのがノビタキの若とホオアカさんでした。粘って数カットだけシャッターを切れました。
ノビタキ若
ホオアカ
しばらく粘りましたがヨンヨンでは足りないのでデジスコにチェンジしました。日暮れまで粘ってやっとノビタキのメスさんを撮れましたが、拡大してみて驚いたことに、羽がボロボロでした。換羽が相当進んでいるようです。間もなく尾羽も抜け落ちますね(^^;
ノビタキ♀(トリミング)
ホオアカさんは未だ子育て中らしく、青虫を捕っては巣に運んでいるようでした。
ホオアカ(トリミング)
今日は疲れました。運動量のわりに成果が乏しかったので余計に疲れたんだと思います。市街地の健康ランドへ行って温泉に浸かり、仮眠してから帰りました。
今日見聞した鳥:
ウグイス(s)
コ○○リ(s)
センダイムシクイ
ノビタキ
ヒタキ系の若、ホオアカ
ミソサザイ(s)、メボソムシクイ(s)
以上8種類
うわぁ、遠征が予定通りならばかなりニアミスなはずでした^^;
新潟遠征の帰りに奥日光に行く予定でいたのですが、新潟遠征があんまりな結果だったので凹んで、そのまま帰ってきてしまいました(T^T) 残念・・・。
観光協会に問い合わせた時に「ボロボロだけどまだいるよ」といっていたのは、こういう意味なんですね。もうさすがに、厳しいでしょうねぇ・・・orz
あっ、そういえば新しいレンズはヨンヨンDOだったんですね^^ 新レンズ、おめでとうございます。ますます行動範囲が広がりますね♪
投稿情報: mattyu | 2005-08-22 01:06
よんよんだ。
やっぱり鳥さん用には四ナンバーですよね。
小学生のハイキングと遭遇した割には成果があったのでは?
センダイムシクイさんはなかなか頭を撮らしてくれませんね。警戒心が強いんでしょうか。
投稿情報: ken | 2005-08-22 08:10
mattyuさんkenさん、こんばんは~
そうなんです、新しいレンズはヨンヨンなんですぅ~結局まだ詳しいレポできてないんですが^^;
どうもこのレンズもピンがいまいち?という感じなんですが、調整に出すのも面倒だし。。。でも、ロクヨンではきつい距離や山で活躍させる予定です^^/
投稿情報: keiri | 2005-08-22 21:52