※昨日2004年8月21日の日記から続き
今日は草原をAからYへ向かうコースを歩きます。ガイドブックによると片道約130分のコースタイムです。昨日の倍の距離です(^^;; お目当てはキビタキ。会えるといいのですが・・・
市街地の健康ランド「南大門」のリラックスルームで眠り、午前3時起床。寝覚めの一風呂をあびて4時出発。途中でコンビニに寄って弁当と飲み物を買い込み、目的地を目指します。
今日もいつもの駐車場へ車を入れて、そこから草原に入ります。昨日ノビタキとアカゲラ、小鹿が出迎えてくれた場所には何もいませんでした。
木道に入ってすぐにある広場で鳥を探しましたが、アオジもゴジュウカラもいませんでした。その代わりに、ジッジッジッという昨日ササの林床で聞いた地鳴きが聞こえてきました。しかも近いです。橋のある方からこちらの広場へ向かって、あのミソサザイではないかと思った地鳴きが近づいてきます。その声の主を突き止めたくて、息を殺して藪を見守ります。藪がかすかに揺れるので、そこへカメラを構えると・・・わずかなチャンスを捕まえました!あれれ?ミソサザイじゃありませんでした。ウグイスかな?なんだろう
さて出発。木道を先へ進みます。
川の清流は本当に美しいです。既に紅葉の始まっている木もありました。
ずっと先へ進むと、遠くに滝が見える見晴らしのいいところへ出ました。解説板のある見晴台で腰を下ろして何かを狙っている同好者さんがいました。タカでも狙っていたのでしょうか?
もう少し先へ進んで、また解説板のある見晴台があったので、わたしもそこへ荷物を置いて、しばらく鳥観です。白樺の枯木にアカゲラがいました。軽快なドラミングの音を聞きながらアカゲラの様子を観察しました。
ノビタキもいました。ここでもノビタキは換羽の途中で、雄はやはり尾羽がありません。
雌もかなりボサボサです(笑)
更に先へ進み起伏の激しい山道に入ります。草原はこれで終わりでしょうか?周りの様子が一変します。森の中を歩き、狭い踊り場のような草地が見えるところで、アカゲラとアオゲラを見つけました。アオゲラは高原へ来て初めてみました。暗い森のなかで少しの間しかいてくれなかったので、証拠写真程度にしか撮れませんでした
森の中の広場で、美しいさえずりが聞こえてきました。今日のお目当てキビタキです!さえずりを頼りに姿を探すと、高い木の枝に止まっているのを見つけました。しばらくそこにいてくれたので、カメラにおさめるのに成功しましたが、あまりに高い位置にいたのでアングルがいまいちですね(^^;;
今日はハイカーや親子連れの観光客が多く、たびたび賑やかな笑い声が響きます。キビタキも驚いて飛んでいってしまいました。名残惜しいですが、先へ進むことにしました。まもなく、今までに聞いたことのない鳥の鳴き声が聞こえてきました。川を覗いてみると、なんとカワガラスがいました。また初見の鳥に感激でーす!
さらに、川にかかる倒木のうえで小さな鳥がチョロチョロしているのを見つけました。白っぽいのでシジュウカラかゴジュウカラかと思いましたが、どうやらコサメビタキではないかと思える鳥の幼鳥でした。
川の様子もだいぶ変わってきました。少し流れが速くて倒木も多く、上流になってきたのかなという雰囲気です。こんなところにはミソサザイが似合いそうです。春なら賑やかなミソサザイのさえずりが聞こえているのでしょうか?はやくも来年が楽しみですよ(笑)
川沿いの遊歩道も、終着地点へ近づくほど足場が悪く起伏が激しくきつくなってきました。そんな川でカルガモの親子を見つけました。小さな子ガモが3羽、お母さんと一緒に川上りをしていました。流されそうになりながら一生懸命川を上っていく様子はとても可愛かったです。しばらくその親子を見守りながら歩くことになりました。先に川の中州がありました。カモたちはその中州に上がり、疲れたのかお昼寝の時間になりました。子ガモたちが寄り添って眠る様子もとても可愛かったです。
Yに近づいてくると、水の流れる音が一段と大きくなってきました。セキレイが川で遊んでいました。まもなく終着地点に到着。いや~疲れました(笑) レストハウスで冷たいラムネを飲みながら休憩して、バスで駐車場まで戻りました。今日もよく歩き、色んな鳥に会えました。ますますここが好きになりました。
わたしは明日から夏休みです。良き夏休みの始まりに満足満足(笑)
アカゲラ、コサメギタキ(?)の幼鳥の様子を動画Galleryでどうぞ
http://www55.tok2.com/home2/keiri/movies.htm
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